肝臓に関するサイトです。




アルコールととても関係の深い臓器、それが肝臓です。

このサイトでは、
肝炎・肝硬変・肝臓がん・脂肪肝などの肝臓病の
原因や症状、またその治療法などを紹介しています。



肝臓の役割

肝臓はただ大きい訳ではありません。
多くの重要な役割を担っている臓器です。

◆身体に必要な物質(胆汁)をつくる
◆不要な物質の解毒
◆ブドウ糖の代謝
◆薬の代謝
◆タンパク質(出血を止める為)とアミノ酸の合成
◆いらなくなったホルモンを破壊する
◆細菌やウイルスの感染から身体を守る

これらから分かるように、肝臓は「代謝の臓器」なのです。

肝臓の働きが悪くなると
・血が止まりづらくなる
・胆汁が流れなくなるので黄疸が起きる
・代謝ができなくなる
・身体に必要なものが作れなくなる
・解毒ができなくなるので、多くの毒物が尿に排泄されるようになる

肝機能検査によって肝臓の状態を知ることができます。

肝臓の働きが鈍ることによって必要なものが作られなくなり、
そして解毒ができなくなると様々な病気を発症する可能性が高くなります。


⇒肝臓の役割

肝炎

B型肝炎

◆感染経路
血液、体液(母子感染・性交渉・注射器の使い回し・鍼治療・輸血など)

◆症状
潜伏期間1ヶ月〜3ヶ月の後に食欲不振、倦怠感、嘔吐の症状が出ます。
これらの症状を経て、黄疸・白っぽい便や茶褐色の尿が出るようになります。

◆治療法
・肝庇護療法
・抗ウイルス療法

※急性の場合は対症療法で完治します。
※慢性の場合は残っている肝臓の機能や肝細胞の破壊速度によって、治療法が異なります。


⇒肝炎

肝硬変

最初の段階ではまったく症状が出ないケースが多く見られます。
肝機能障害が進むと、以下のような症状が出るようになります。

・腹部膨満感
・尿の色が変わる
・疲労感
・腹痛
・嘔吐
・黄疸(白目の部分が黄色くなる)
・吐血
・腹水
・女性化乳房
・羽ばたき振戦(鳥がまるで羽ばたくように震える症状)
・手のひらのが赤くなる
・くも状血管拡張
・臍のまわりの静脈が太くなってしまう  など


肝硬変で恐ろしいのは合併症です。
肝ガン、食道静脈瘤の出血、肝不全、肝性脳症の発症を見逃さないようにしましょう。


⇒肝硬変

肝臓がん

・肝臓そのものから発生する「肝細胞がん」
・胆管上皮を形成する細胞から発生する「肝内胆管がん(胆管細胞がん)
・組織型の肝がん


※肝細胞がんが原発性肝がんの95%を占めます。

◆肝細胞がん
B型肝炎またはC型肝炎ウイルスに感染して、
慢性肝炎や肝硬変を経て肝細胞ガンを合併症として発症するケースがほとんどです。

肝細胞がんは、「多中心発生」と言われる特徴を持っている病気です。
つまり再発する可能性が高い病気ですので、定期的に検査を行っていかなくてはいけません。

肝臓は沈黙の臓器と言われるだけあって、自覚症状が出る時期が非常に遅いのです。
ですから最近では症状が出る前に検査を行うことは珍しくありません。

また、肝細胞がんは転移があまり見られないガンですが、稀に骨や肺に転移することがあります。

◆肝細胞がんの治療
肝細胞がんは、肝硬変または慢性肝炎の症状と区別しづらい疾患です。
腹部膨満感、むくみ、腹水、黄疸などの症状が出た時点で
直ちに内科または消化器科を受診してください。


⇒肝臓がん

脂肪肝

肝臓に中性脂肪が5%以上溜まると「脂肪肝」と診断されます。
(全体の三割を、脂肪滴が溜まった肝細胞が超えた場合)

正常な肝臓での脂質は「リン脂質」がほとんどです。
残りの脂質は
コレステロール、遊離脂肪酸、中性脂肪になります。


⇒脂肪肝

肝臓の血管腫(肝血管腫)

肝血管腫とは肝臓にできる良性の腫瘍で、異常な血管の集まりだと言われています。

肝血管腫は女性に多い単発性の無症状の疾患で、
CT検査や人間ドックなど超音波検査を受けた時に発見されるケースがほとんどです。

肝血管腫の治療は通常は行いません。
しかし以下の場合は手術をすることがあります。


⇒肝臓の血管腫(肝血管腫)

病院での肝臓検査

病院で行う肝臓検査は以下の通りです。

・血液検査(生化学検査・血清検査・腫瘍マーカー)
・肝機能検査(GOT・GPT)
・画像診断(CTスキャン・超音波検査・肝シンチグラム・MRI検査)
・内視鏡検査(胃カメラ・腹腔鏡検査)
・血管造影
・肝生検


◆肝生検の注意点
肝生検は、肝硬変または慢性の肝炎の状態を正確に知りたい時などに行う検査です。

信頼性の高い検査なのですが、同時にリスクも抱えている検査でもあります。
・出血
・麻酔による副作用
・気胸
・腹痛
・発熱

これらの副作用や合併症が伴う検査法でもありますから、
医師とよく相談してから行うようにしてください。


⇒病院での肝臓検査

肝臓に良い食べ物

◆慢性肝炎
めん類、米、脂肪分の少ない肉・魚、果物、イモ類、卵、大豆製品、野菜、乳製品など

◆肝硬変
海藻類、野菜、イモ類、大豆製品、大豆、卵、乳製品、果物など

※摂ってはいけない食べ物(食道静脈瘤がある方)
コンニャク、イカ、ピーナッツ、干物、煎餅、小骨がある魚

◆脂肪肝
キノコ類、海藻類、野菜、乳製品、低脂肪牛乳、脂身が少ない肉・魚、大豆製品、大豆など


※摂ってはいけない食べ物
揚げ物、動物性油脂、ジュース、菓子類など


⇒肝臓に良い食べ物

肝臓に効く漢方

転移性肝がんは、元々ガンができた部位のがんの治療法に沿って治療を行います。

肺漢方では、肝の働きが悪くなると解毒されなかった毒が腎の働きを大きく低下させると考えています。

西洋医学ではその病気に対する治療、つまり対症療法を行いますが漢方では体質改善を行います。

つまり、こうです。
・西洋医学 → 病気の種類、原因
・漢方 → 体質、症状


例えば肝臓がんは「多中心発生」と言われる性質を持っており、
再発しやすい病気で予後もずっと再発の心配をする必要がある疾患です。

しかし漢方薬では体質改善ができるので、
徐々に肝臓の病気を引き起こさないような体質に変わっていくことが期待できます。

・柴胡剤(さいこざい)
・駆お血剤(くおけつざい)
・小柴胡湯(しょうさいことう)
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・大柴胡湯(だいさいことう)など


これらを症状によって処方します。

漢方薬は服用の仕方で出る効果が変わります。
漢方でトラブルが起きるのは、漢方に問題があるのではなく「飲み方」です。

専門医がいる薬店で、相談をきちんと行って肝臓に効く漢方を購入するようにしましょう。
がん、膵臓がん、胃がん、子宮がん、胆のうがん、大腸がんから転移することが多いようです。


⇒肝臓に効く漢方

飲酒と休肝日

お酒は適量を楽しむ、そして飲むことには何ら問題はありません。
しかし度を超えてお酒飲むと、肝臓や食道などに負担がかかりって
肝炎や脂肪肝、肝硬変、肝がんなどを起こす可能性が出てきます。

特に肝がんは一度発症すると、違う部位にまた病巣ができてしまいます。

こういった状況を防ぐ為にも「休肝日」を必ずつくるようにしましょう。

休肝日は肝臓の再生を促してくれます。

日本酒であれば、一日にだいたい2合。
週に最低でも2回はお酒を飲まない日を作ってあげると、負担からかなり肝臓を救うことができます。

もしあなたがアルコール性肝炎を起こしたとします。
肝炎はあなたの肝臓、そして全身を蝕みながら「成長」を続けます。

肝臓に関する病気は、初期段階では症状を感じることもありません。
ですから、取り返しがつかなくなってから病気に気づくことが多いんです。

アルコール性肝炎

肝硬変

肝臓ガン


こうなることは違う世界の話ではありません。

自分で自分の体を守る為にも、休肝日の設置は大切です。


⇒飲酒と休肝日



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